時々言われる「デザインのデータちょーだい」について思う事と対策

時々言われる「デザインのデータちょーだい」について思う事と対策マインド・働き方
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こんにちはMialy (@Mialy Design)です。

多分webデザイナーなら一度は言われるのでは?
と思われる「データももらえる?」という一言。

何も考えず渡してしまうと仕事なくなっちゃうよ。

ということを私は声を大にして言いたい。笑

今回は、Instagram等のアイコンデザインや名刺デザインを例に
無償で渡す事で起こりえることと、
言われた時の対処法を書きたいと思います。

無償でデータあげちゃった・・・

良いクライアントさんだったし、
また依頼してもらえそうだし、
そんな思いで生のデータを渡してしまった

そんな経験がある方もいるかもしれませんね。
私はチラシとして依頼を受け納品したものを
二次使用され(ポスターにして)
販売された過去があります。

そもそも著作権の譲渡がない限り
納品したとしても著作権はクライアントでなく
デザイナー側にある、
というのをクライアントが理解していない事が多いので
生データを渡す事で様々なことが起こり得ます。

例えば
Instagram用のアイコンを10,000円で依頼され納品し、
生データも欲しいと言われたので無償で渡した。
後日、そのアイコンを少し改変して名刺やホームページに使用、
また自社製品にロゴマークとして使用し販売。
どうやら大ヒットしているらしい。

アイコンと言われて納品したはずが
会社や商品の顔として使用し、売り上げをあげている。

立派な二次使用(著作権法第28条)ですよね。

本来ならロゴデザインとしての料金をいただくべきものを
アイコン料金のみで使用されてしまっているのですから
後から請求したくなっちゃいますよねぇ(;´・ω・)
クライアントはシメシメ、と思ってる場合も
知らなかったー!という場合もあると思います。

アイコンを依頼したならば、アイコンとして
しか使っちゃダメなんだよ。
他の用途ができたら再度お見積りするので
ご相談くださいね♡

また、
名刺デザインなんかは本来、複数人分の依頼なら
それを考慮した料金設定にします。

しかし生データを渡してしまったら・・・?

一人分のデザイン料金で社員全員分作れちゃいますよね。
これって完全にビジネスチャンス逃してませんか?

本来ならまた依頼いただけるのに、
データを渡してしまったことにより
ビジネスチャンスを逃すどころか、
デザインに関して素人であるクライアントに改変されることは
デザイナー側にマイナス要素しかありません。

データを渡す際はどうする?

とはいえ、データを渡さなきゃいけない雰囲気
になることもあるかもしれません。笑

私の場合は基本的に著作権の観点から生データはお渡ししない、
例外としてデザイン料金の5~10倍の料金
(用途やお店の規模による)をいただく事にしています。
大抵10倍となると諦めてくれます。
でも、商品に使用して売り上げを上げるのにデザインを
無料で使うなんて、ほんとはおかしな話なんだけどね。

デザイナー軽視されすぎやろ←

という訳で私は他の一生懸命働いているデザイナーの
ためにも、これ以上デザイナー軽視の文化が
広まらない為にも安売りせずに
デザイナーって凄いね、かっこいい!
ありがたい!
って思ってもらえるよう頑張っています。

(私はデザイナーって華があるようで完全に裏方で、
縁の下の力持ち的な職業だと思ってるけど、
軽視されるのだけは許せないの、、
デザインの価値についての考えが遅れすぎてるっ!)

熱くなりすぎて長くなりましたが。笑
デザインデータを渡す際にするべきことを書いていきますね^^

全てアウトライン化!

テキストと線のアウトライン化をしましょう。
これで編集はできなくなります。

レイヤーの統合

レイヤーをひとまとめにしましょう。
以上!

PDFで渡す

印刷したいから、という理由だったら
印刷会社に入稿できるPDFをお渡ししましょう。

私の考え

これは、クライアントはほとんど悪気がない場合が多くて、
だからこそ厄介だったりするんだよね。
でも私はそこを責めたくはない。
私だって全く知らなかったし、デザイナーの労力について
なんか考えたこともなかった。

ちゃんと考えればわかる事なんだけど
そこまで考えが及ばないのは仕方ないと言えば仕方ない事。

私が書いたことは
意地悪でも何でもなく、経営者として
ごく当たり前の考えだと思う。
クライアントが経営者であれば理解してくれるだろうし、
一度はかみ砕いて説明することも必要だと思う。

そこを理解できない・しない、
ぼったくりだな、など暴言を吐くクライアントならば
さよならする。私だったらね。

ちなみにデータの譲渡については私に限らず
他のデザイナーやデザイン会社もほとんど同じ考えや方針だと思う。

デザインで生活するにはお仕事がなくちゃいけない。
データを渡してしまうことで仕事が減ってしまう理由
そこを駆け出しデザイナーやクライアントにも
考えてみて欲しいのです。

ここで私の感動エピソードですが←
デザインの依頼が初めてというクライアントで
何案か提案した時に
せっかく作ってもらったから両方買わせてもらってもいい?っていう
言葉をもらった時「この人凄いな、」って思った。
軽視されて感覚がマヒしてるからか、泣きそうになったよね。笑

選ばれなかったデザインにも作業時間が掛かってること、
競合調査をしたり、クライアントのお客様の目線になって
改善点を見つけたり、素材選びしたり。
苦労を分かってくれるクライアントに私は弱い。

結局、人間と人間のやり取りだから、
心が動かされると優しくしたい!
あれをしてあげたい、これも!
ってなるんだよね。

だから私のデザインをめっちゃ拡散してくれたり
毎回毎回、律義に感想送ってきてくれるクライアントには
ちょっと私にこれ作らせてー!って無料で作る事もあるし、
バンバン提案するし
お金以上の大事なものをくれるクライアントは
ほんとうに宝だし大事にしたい。

私は安売りしない!
値下げだと!?ふざけんな。
とか言ってるけど私が決してお金だけで動いてる訳では
ないことも書いておきますね。笑

話めちゃくちゃ逸れたけど、とにかく
無償で編集可能な生データ渡すのは「ダメ、ぜったい!」

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